Interviews社員インタビュー

Software Debugger

ハードウェア関連グループ

Yさん

  • 1/7簡単に自己紹介をお願いします

    数字や物理が好きで入った大学の理工学部を3回生で中退することになってしまい、仕事を見つけるのに悩んでいたところ求人誌で見つけたマリオクラブ。まずは社名が目に入りましたね。以前から任天堂の製品ではすごくよく遊んでいましたし、大好きなゲームに関われる仕事ならぜひ入社したい!と、採用試験は緊張しつつも無我夢中でした。
    入社してずっとハードウェア、つまりゲーム本体機能のデバッグをするグループにいます。現在は50名程のスタッフを取りまとめるグループリーダーを務めています。
  • 2/7デバッグの仕事ってどんな感じ?

    デバッグの知識はないまま入社しましたが、漠然とソフトに関わるのかなと思っていました。ですが研修後に配属されたのはハードウェア部門で、主にゲーム本体のメニューにある各機能のバグを発見する仕事。キャラが動くわけでもなく、ソフトのように遊びもほとんどなくて、「これもデバッグなんだ」というのが第一印象でしたね。
    業務の流れとしては、任天堂本社で開発途中の製品の各機能が動くかどうかを当社でチェックし、不具合を報告。開発側が修正したものをこちらで再度確認、といった感じになります。
    もともと理系な自分の性格には合っている部署だと感じていて、会社が適性を見て配属してくれたことが分かります。
  • 3/7デバッグの仕事の面白さや、やりがいは何?

    ハードウェアはお客様にとってゲームで遊ぶ上の土台となるものです。逆に言えばハードがなければソフトで遊ぶことができないので、そこを自分たちがしっかり守ることで、安心して楽しんでもらうことに貢献できていると感じます。
    そう思ったきっかけは、甥っ子が生まれてNintendo Switchで遊ぶようになった時ですね。自分がデバッグした製品で遊んでいるのを見たり、対戦相手になって一緒に楽しんだり。
    そうやってお客様や身近な人を笑顔にできる、製品の品質保証の一端を担えている仕事なんだという実感が、やりがいにもつながっています。
  • 4/7仕事をしていて大変だと思うことは何?

    配属されてすぐは当時の任天堂の主要ハードが発売されたあとで、それほど大変な業務はありませんでした。
    自分にとって完全に新規から参加したハードがNintendo Switchです。初段階から数か月に渡ってデバッグに精一杯取り組み、1からゲーム本体が作られていく大変さを知りました。
    初めてのことばかりで刺激的で、たくさん悩みましたが、とても濃くて充実した時間でした。そうした経験を経て Nintendo Switchが世に送り出された時は「やりきった!」という感動がありました。この経験と感動は自分を成長させてくれましたし、今も成長し続けたいと思う原動力になっています。
  • 5/7マリオクラブを選んだ理由は?

    自分自身ゲームが好きで、ゲームの開発に携われるこの仕事を選びました。同じ気持ちの社員も多いと思います。「好き」を仕事にできる会社ですね。
    人同士の関わりがとてもアットホームですし、今のグループは同じメンバーが長いスパンでひとつのハードウェアを担当するので、自然と信頼関係もできていきます。チームを離れた先輩方もふとしたタイミングで気にかけてくれたり、食事に行こうと声をかけてくれたり、ちゃんと見ていてくれるんだなと感じます。
    会社の取り組みとしても「交流ミーティング」というのがあって、他プロジェクトの方とコミュニケーションが取れたり、自分の仕事に生きるスキルを学べる場になっています。
  • 6/7この仕事はどんな人に向いている?

    デバッグとは、本体やソフトを動かして不具合を見つける仕事ですが、どうしたら不具合が出るのかというのは事前には分かりません。一定のレベルまでのスキルは経験によってだれでも身につけることができると思いますが、そこからさらに高めていくためには探究心が必要になってきます。
    ですから必要なのは何事においても興味を持つこと・考えて追求する姿勢を持つこと。考えることが好きな人、好奇心とチャレンジ精神がある人と一緒に働きたいです。
  • 7/7今目標にしていることは何?

    現在はリーダーとして現場を動かすのが役割ですので、マネージャーの仕事に徹したいと思っています。具体的にはデバッグの方針・戦略・手法・考え方などのより良い形を目指していきたい。そしていずれはハードウェアの部門での中核を担えるよう、成長していきたいです。