Interviews社員インタビュー

Software Debugger

テスティング部スマートデバイスグループ

Yさん

  • 1/7簡単に自己紹介をお願いします

    大学時代に大のゲーム好き・任天堂好きの先輩がいて、家庭用ゲームをしたことがなかった私に「どうしてもこの楽しさを分かってほしい!」と、NINTENDO 64と数本のソフトを貸してくれたんです。それで初めて真剣にプレイしたゲームが「ゼルダの伝説 時のオカリナ」。あれはもう本当に感動しましたね。それから学校よりもゲーム中心の生活になり就職活動が疎かになりました。
    卒業して、さてこれからどうしよう?となった時に求人誌で任天堂のアルバイト募集を発見。当時はマリオクラブという会社はまだなかったです。デバッグが何なのかも知らなかったけれど、任天堂のアルバイトというだけで面白そう!と即座に応募しました。
    入社後は大小様々なゲームタイトルのデバッグに携わり、立場もアルバイトから正社員に。今は新しくできたスマートデバイスグループの正社員(総合職)として、長くゲームソフトチームで培ってきた経験と知識をこのグループでも活かすべく業務にあたっています。
  • 2/7デバッグの仕事ってどんな感じ?

    入社してみると同期はみんなとてもゲームが上手で、それに比べて自分は初心者だし下手。けれどデバッグができないとは思いませんでした。というのも、上級者がさっさとクリアするのに対して私は行き詰まるところがたくさんあったし、物語のテキストをじっくり読むのが好きだったので、「つぶさに見ていく」ことでバグを見つけるというやり方を見出したんです。
    研修後は当時の主力ハードだったゲームボーイアドバンスのタイトルを担当。その頃はネットワーク対戦がまだなく、テレビを囲んで皆でワイワイプレイするという感じでした。だから先輩の技術を近くで見られて、目の前で教えてもらえた。この時代に養ったデバッグのスタイルや視点は私の財産です。その感覚を今どのように後輩に伝えられるか模索しているところです。
  • 3/7デバッグの仕事の面白さや、やりがいは何?

    マリオクラブで仕事をしていると、やりがいのない瞬間というものがないんです。
    今はスマートデバイスグループに所属していますが、部署に関わらずマリオクラブの目的はお客様にどれだけ楽しんでもらえるか、もっと遊びたいと思ってもらえるかという点。そのマインドはアルバイト時代からハード・ソフトを担当してきている中で培ったもので、それを今スマートデバイス部門でも発揮していくのが私の任務だと思っています。
    ハードを購入しなくても良いので、気軽にゲームを始められるカジュアルなお客様も多くいます。
    そういったお客様に「任天堂の名が付いてるものはやはり面白いね。これならゲーム機を買ってでも楽しんでみたいね」と思ってもらえるようなゲーム作りを常に意識しています。
  • 4/7仕事をしていて大変だと思うことは何?

    苦労した仕事ほど、仕上がった時の感動って大きいんですよね。
    中には「これ本当にゲームとして成立するの?」という状況が長く続く案件もあって、デバッグ側としてはそれを開発側に伝え続ける。そしてある日突然、今までできなかったことができた感動といったら!
    マリオクラブの使命は、任天堂が叶えたいゲームやハードが現実のものとなるようお手伝いすること。時には内容的にも時間的にもけっこう無茶なこともあるんです。けれど任天堂社員の方たちは本当にゲームが好きで、ずっとがんばっていて、心から尊敬できる人たちで、その人たちが無理と思わないのならきっとできる!信じよう!と思えるんです。そしてそれがカタチになった時は「やってよかった、手伝うことができた!」という達成感に満たされます。
  • 5/7マリオクラブを選んだ理由は?

    多くの人の手によってひとつのゲームが成長してゆき、「面白い!やりたい!」という声につながるまでの過程に携われることは大きな魅力です。
    社内の雰囲気も良く、生まれ育ちや前職に接点がなくても、ゲームという共通言語を持っていることで気軽にコミュニケーションが取れる社風。他社から転職してきた人も、「同期以外の人ともこんなに気軽に話してる会社は珍しいよ」と言うほどです。
    産休・育休を取得して復帰される方もいるし、時短で働く人もいることからも分かりますが復職率がすごく高いんです。復帰後も周囲に温かく気遣かってもらえる職場環境です。
  • 6/7この仕事はどんな人に向いている?

    ゲームの上手い下手は関係なくて、ゲームが好きで面白いゲームを届けたいと思えるかどうかが一番大事だと思います。面白いゲームは、自分も楽しまなくては作れない。ですから、いろんな視点で楽しみを見つけられる人と一緒に働きたいです。みんなが笑顔になるためのモノづくりをしましょう!
  • 7/7今目標にしていることは何?

    昨今ではデバッグ以外の業務も増えてきています。例えばバトルイベントの開催やコンテンツ制作、イベント運営のためのアイデア出しや告知など、それまで任天堂内で行っていた業務がマリオクラブに受け渡されるケースが多く、それはこれまで築いてきた信頼あってのこと。その信頼の根底にはやはりマリオクラブのデバッグ知識・視点・考え方があると思うんです。
    どんな業務にもその先にはお客様のワクワクがある。ゲーム好きな人にも初めての人にも自信を持って楽しんでくださいと言えるものを提供できるよう、一丸となって闘えるチーム作りをしていきたいです。